人生100年時代の50up世代へ
福祉

バイスティック7原則とは

〜初心忘るべからず〜

「バイスティックの7原則」を職場の新人さんが研修で勉強してきたとのこと。

相談援助の仕事にはかかせない心得のようなものです。

皆さんにもちょこっとご紹介したいと思います。

①個別化 ②意図的な感情表出 ③統制された情緒関与 ④受容 ⑤非審判的態度 ⑥クライエントの自己決定 ⑦秘密保持

の7つで構成されています。例えば、

利用者さん一人一人の個性を大事にすること。

利用者さん自身の感情が出せるように努めること。

そして私たち自身の感情もコントロールしながら相手の言葉以外の感情を読み取り反応すること。

道徳的な判断はせず「理解しようとする」姿勢で受け止めること。

法的・道徳的に違反していても裁くのではなく、原因を理解する態度を持つこと。

利用者さん自身で決める自由を尊重すること。

利用者さんから得た情報の秘密は保持すること。

です。

利用者さんの中には、不安や悲しみ、孤独感を「怒る・威圧的な態度をする」という形で表出される方がいます。

私たちも心が疲弊する時があります。もちろん心の疲弊は利用者さんの前では出しませんが・・。

久しぶりにバイスティックをおさらいして、まだまだ日々精進していかねばと、初心に帰ることができました。

ありがとう研修を受けてくれた新人さん。

ABOUT ME
ゆきコスモス
52歳女性 東京在住 夫、娘、息子の4人家族 大学を卒業後、営業職から福祉職へ転向。現在高齢者の総合相談窓口で勤務。 趣味:読書、木彫、落語鑑賞 やっていたスポーツ:水泳、バスケ、スキー、スキューバダイビング