〜金曜日の介護情報〜
認知症状は、もの忘れだけでなく、ものを考えることにも障害が起こります。
考えるスピードや思考の処理が遅くなるので、結論を急がせると上手く対応ができなくなってしまいます。また情報量が多くなると混乱してしまいますので、一つ一つシンプルに話すことも大事です。
よく入院してと認知症状が進んでしまったという話を聞きますが、日常的でない状況(予想外だったり例外的な状況)に置かれると、その場に合わせた対応ということが難しく、頭の中が混乱してしまうのです。
新しいこと、例えばスーパーで買ったものの支払い方法が変わってしまった。画面にタッチして「現金」を選んで、現金を小銭とお札と分けて投入する。なんて難しいですよね。
ちゃんとレジ打ちの人がいるところに並んでいるのに、どうしてその場で支払えないのかと思いますよね。
上記は認知症ではなくても、歳を取れば誰でもある話です。私の親も新しいことにどれぐらい対応できるのか・・