〜めっちゃ面白い哲学の本〜
あまりに面白すぎてあっという間に読んでしまいました。あれ終わっちゃった、もう一回読も!と読んだぐらい面白い。私が2回連続で読んだのは、この本が初めてです。
「自分とかない」っていうフレーズが好き。
表紙の絵も、めっちゃゆるかったので、面白そう〜と思ってパラパラ立ち読みしていたら、絵とかイラストも多くて字が少なくて、これは読みやすそうだなあ〜と購入。
私は昔から「自分はこういう人間です」と言い切れないタイプというか、常に進化の途中だから、まだまだ・・みたいなところがあって決められないというか・・。
そんな私に『自分とかないから』というフレーズは、同感!みたいな感じで。
表紙に鎮座されている東洋哲学界隈の方々が「欲あってよし」とか
「他力本願でOK」とか言っていて・・
私は東洋哲学界隈の偉い方々ってニルヴァーナ(悟りの境地)状態の人たちの事だとずっと思っていたので、結果びっくり!
え〜こんなに人によって解釈違ったの〜⁉︎と目から鱗でした。
それに親鸞や空海がこんな面白キャラだったなんて知らなかった・・。
でも今回一番笑ったのが、存在すら知らなかった龍樹の章。

まじウザたのもしい。ウケる。
しんめいPさん、本当にこの本を書いてくれてありがとうございました。
私は福祉の業界で相談業務をしていますが、日々様々な背景を持った方と話していると、自分自身がとても揺らぎますし、心が痛むことがあったりします。
しかし、この本を読んで少し気持ちがラクになりました。
個人的には空海最強!
参考文献も読めそうなものは読んでみたいと思います。
ありがとうざいました。