人生100年時代の50up世代へ
本・絵本・漫画

『自分とかないから 〜教養としての東洋哲学〜』しんめいP

〜めっちゃ面白い哲学の本〜

あまりに面白すぎてあっという間に読んでしまいました。あれ終わっちゃった、もう一回読も!と読んだぐらい面白い。私が2回連続で読んだのは、この本が初めてです。

「自分とかない」っていうフレーズが好き。

表紙の絵も、めっちゃゆるかったので、面白そう〜と思ってパラパラ立ち読みしていたら、絵とかイラストも多くて字が少なくて、これは読みやすそうだなあ〜と購入。

私は昔から「自分はこういう人間です」と言い切れないタイプというか、常に進化の途中だから、まだまだ・・みたいなところがあって決められないというか・・。

そんな私に『自分とかないから』というフレーズは、同感!みたいな感じで。

表紙に鎮座されている東洋哲学界隈の方々が「欲あってよし」とか

「他力本願でOK」とか言っていて・・

私は東洋哲学界隈の偉い方々ってニルヴァーナ(悟りの境地)状態の人たちの事だとずっと思っていたので、結果びっくり!

え〜こんなに人によって解釈違ったの〜⁉︎と目から鱗でした。

それに親鸞や空海がこんな面白キャラだったなんて知らなかった・・。

でも今回一番笑ったのが、存在すら知らなかった龍樹の章。

まじウザたのもしい。ウケる。

しんめいPさん、本当にこの本を書いてくれてありがとうございました。

私は福祉の業界で相談業務をしていますが、日々様々な背景を持った方と話していると、自分自身がとても揺らぎますし、心が痛むことがあったりします。

しかし、この本を読んで少し気持ちがラクになりました。

個人的には空海最強!

参考文献も読めそうなものは読んでみたいと思います。

ありがとうざいました。

ABOUT ME
ゆきコスモス
52歳女性 東京在住 夫、娘、息子の4人家族 大学を卒業後、営業職から福祉職へ転向。現在高齢者の総合相談窓口で勤務。 趣味:読書、木彫、落語鑑賞 やっていたスポーツ:水泳、バスケ、スキー、スキューバダイビング