人生100年時代の50up世代へ
福祉

障がい者施設の話しを聞きに

〜弟は愛の手帳3級〜

歳の離れた弟がいます。実は元いとこなのですが、叔父と叔母が亡くなり、叔父の兄だった父が引き取ることに。彼が中学生の時に正式に一緒に住むことになったのですが、私はその時大学生で、バイト三昧。ほとんど家にはいませんでした。元々叔母は体が弱く入退院を繰り返していたため、彼が幼稚園の頃からよく泊まりに来ていたのです。

叔父と叔母の他界後、彼は愛の手帳(知的障害)を取得し養護学校高等部に入学しました。

高校卒業後、障がい者雇用枠で勤務。転職もしましたが、ずっと自宅から通勤していました。しかし、40歳を過ぎた頃、彼の口から「一人暮らしがしたい」と言ってきたそうです。

どうも彼は自分が働いた分のお給料とお小遣いの差額が気になるようで、母にお金が足りないと時折文句を言っていたよう。一人暮らしをすれば全部働いた分は自分のものと思っているようです。

父と母が、お世話になっている相談員さんのところへ相談にいくというため、私も同席させてもらい話を聞いてきました。

お金の管理が出来ないため、普通の一人暮らしは難しいだろうと。通勤寮やグループホームの話を伺いました。

グループホームは空いていればすぐ入れるし、基本的にはずっと住んでいられるそうですが、通勤寮は基本2年しか住むことができないそう。

まずは通勤寮を見学することになりました。

見学後、またご報告しますね。

ABOUT ME
ゆきコスモス
52歳女性 東京在住 夫、娘、息子の4人家族 大学を卒業後、営業職から福祉職へ転向。現在高齢者の総合相談窓口で勤務。 趣味:読書、木彫、落語鑑賞 やっていたスポーツ:水泳、バスケ、スキー、スキューバダイビング