人生100年時代の50up世代へ
ライフスタイル

ボーナスの思い出 小2編

〜実家は自営業〜

健康優良児であり学校なんて休んだことのない私。そんな私が小学校2年の夏、遠足を直前に控えていたある日。水疱瘡にかかってしまったのです。

遠足には行けず、しょぼんでした。そしたらその後なんと遠足のため積み立てていたお金が返ってきたのです。日帰りの小学校2年生が行く遠足です。大した額ではなかったと思いますが、母はびっくりして・・そして喜んで、なんと先生にお礼状を書いたのです。

まさかお金が返ってくるとは思っていなかったことなど、そして最後に返金されたお金を我が家のボーナスだと書いたのです。

そしたら、その手紙を先生がクラス全員の前で読み上げて・・「〇〇さんのおうちはお店をやっているのでボーナスはないのです。ボーナスはサラリーマンがもらうものなんですね・・。」とみんなに説明をし始めたのです。

私はそのとき初めて、ボーナスというものを知り、サラリーマンはお給料の他にボーナスがもらえるなんて、なんて良いのだろうと思ったのです。

先生が母の手紙を読んだ時、恥ずかしさもありましたが、それが私の最初のボーナスの思い出となりました。帰宅した時、母には「もう!恥ずかしかったんだからね!」と怒りましたがね・・。

ABOUT ME
ゆきコスモス
52歳女性 東京在住 夫、娘、息子の4人家族 大学を卒業後、営業職から福祉職へ転向。現在高齢者の総合相談窓口で勤務。 趣味:読書、木彫、落語鑑賞 やっていたスポーツ:水泳、バスケ、スキー、スキューバダイビング