〜町田そのこさんの2021本屋大賞受賞作〜
辛かった。読んでいる間、心がずっと辛かった。時間をかけて読んでいると辛くなるので一気に読みました。
虐待されている子供たちの声を私たちは聞き逃している。
この本を読んで想像もしないような親子関係があることを知ることができて良かったです。
私が働く福祉の現場では8050問題や高齢になった親への虐待というケースも多く見受けられます。昔どういった家族システムだったのか紐を解きながら支援していきますが、支援側も辛くなってくる時があります。
でも声に出せず苦しんでいる人は沢山いるということを胸に、また仕事と向き合っていきたいと思いました。