〜息子の水着を着用〜
父が1週間お風呂に入ってないと母が言う。
父も体を温めると楽になるそうで湯船に浸かりたいと言う。
母は「私が手伝うと痛いって言われる」と言う。母は寒いだろうとか危ないからとかで急いで介助しがちなよう。
私が入浴介助するのはいいんだけど、父が嫌だろうなあと思い、家から息子の水着を持ってきた。履く?って聞いたら履くと言う。
掘りごたつでモゾモゾ履き替えて、ずるずるとお尻で移動して階段はお尻で降りるのかと思いきやお尻が痛いと手すりにつかまり一段一段降り、壁に寄りかかりながら廊下を歩き脱衣室に用意していた椅子に座って一呼吸。
脱衣室も浴室も暖めていたため、どんなに時間がかかろうができるだけ自分でやって欲しいと伝えると、結構頑張って脱いでくれました。
浴室では申し訳ないけど父の左側に立ちながら、右手で水着の後ろ側を持たせてもらい、左手は父が前にぐらついても良いように体の前にスタンバイ。私も短パンに履き替えて、まずは浴槽の淵に座るんだと言う父に合わせ、本人が動きを妨げないようにサポート。
浴槽の淵に座りなんとか両足を自分で浴槽にいれ、これまたずるずるとなんとか肩まで湯船につかりました。実家のお風呂は大きくて深いのでちょっと心配でしたが、15分後にまたくるよと退室。15分後に行ってみるともう浴槽からあがっていたところでびっくり。自分1人でも大丈夫なところを見せたかったようですな。
確かにほとんど自分でできていたけど、危なっかしくて1人で入浴することに賛成はできないレベル。
浴後、父にはまだ1人では入浴しない方が良いことやまた手伝いに来ることなど伝えると「お風呂入った後が一番調子がいいんだが、朝が一番体が動かない」と言っていました。
本当はもっと入浴させてあげられれば良いのでしょうが・・。
でも父の入浴時の体の使い方がわかって良かった。
どこに手すりが必要か等がわかったので介護保険の認定が取れれば住宅改修で手すりをつけたりシャワーチェアなどの福祉用具の購入の助成が受けられるよ。と説明すると介護保険申請に対し少し前向きになってくれました。それだけでも良かったです。