〜彼が高校生の頃〜
もう20年以上前、父と母、兄そして姉と姉の子供と私と私の子供。そしてまだ弟ではなく従兄弟だった頃の弟と一緒にディズニーランドに行ったことがある。
弟の本当の親である叔父さん夫婦が入院しなければならない時など、よく長期的に預かっていたのだ。
姉や私の子供が迷子にならないよう気を使ってはいた。しかし私たちは浅はかだった。まさか彼が迷子になるとは思わなかった。本当にあの時は焦った。
ディズニーランドは夢の国。迷子の呼び出しはしないことは知っていたため、もうどうすることもできないと思った。とにかく私たちが動かないで待つ作戦に。きっと彼はきた道を戻るだろう。少しでも高いところに登り周りを見回す。どこも人、人、人だらけ・・。とにかく待った。
何分だったかもう覚えていないが、かなり長い時間だったような気もする。彼が戻ってきたのだ。みんなで手招きをして「もう〜」と言おうとしたら「もうどこ行ってたんだよ」と逆にみんなが怒られた。何でだよ。
まあ彼が不安そうでなかったことが救いだったけど。本当にあの時は焦った。
2月だって言うのに成田山新勝寺が混んでいたため思い出してしまいました。すみません。昔話でした。