〜認知症予防のために家族ができること〜
お正月は久しぶりに親御さんと食事をした方も多いのではないでしょうか。
久しぶりに会うと「あれ?あんまり自分のこと話さないな」もしくは「自分のことしか話さないなあ」「もしかして人の話聞こえてないのかな」「適当に相槌うってるのかな」なんて思うことありませんか?
いきなりムセ出したりとか・・も、まあ楽観的に考えれば若い人だってむせることはあるし、たまたま気管支に入ったのかなとも思いますが、もしかしたら話す機会が減り嚥下機能が低下しているのかもしれません。
仕事柄「突然認知症になった」と高齢の親のことで相談にいらっしゃる方もいるのですが、突然認知症になるのは稀です。(一時的に頭に水が溜まり脳が圧迫され認知症状が出る方もいますが・・)
久しぶりにあったのに、思い出して話すことが億劫そうだったり、普段誰とも話していないようだったり、耳が遠くなったように感じたら、まずは原因を探ってみるのも良いかもしれません。耳垢が溜まっているだけだったらそれはそれで取り除いてあげれば良いだけですし。
今現在認知症ではないにしろ、家族以外の人と話すことをしていなかったり、耳が遠くなり話が聞こえていなかったりでは、今後、認知症の発症リスクは高くなります。
毎日どんな風に過ごしているか、毎日とは言わずとも週何回ぐらい人と関わっているか・・、耳が遠くなって不便と思っていることはあるのか、かかりつけ医から説明されても聞こえない、難しい話がわからないことはないか・・など。
親は子供に心配かけまいと本当のことは話さない場合も多くありますし、無理にあれこれやれと言われたり、色々聞き出そうとするともう子供に相談したくなくなるので、まずは「楽しく生活してほしいと思っている」ことを伝え、本人の思いやできることを尊重しつつ、でもこっそりとできにくくなっている事に「気づくこと」が大切だと思います。
そして、ご家族自身も無理のないペースでフォローしていけると良い関係のまま歳を重ねていくことができるのかなと思います。

