〜初心忘るべからず〜
「バイスティックの7原則」を職場の新人さんが研修で勉強してきたとのこと。
相談援助の仕事にはかかせない心得のようなものです。
皆さんにもちょこっとご紹介したいと思います。
①個別化 ②意図的な感情表出 ③統制された情緒関与 ④受容 ⑤非審判的態度 ⑥クライエントの自己決定 ⑦秘密保持
の7つで構成されています。例えば、
利用者さん一人一人の個性を大事にすること。
利用者さん自身の感情が出せるように努めること。
そして私たち自身の感情もコントロールしながら相手の言葉以外の感情を読み取り反応すること。
道徳的な判断はせず「理解しようとする」姿勢で受け止めること。
法的・道徳的に違反していても裁くのではなく、原因を理解する態度を持つこと。
利用者さん自身で決める自由を尊重すること。
利用者さんから得た情報の秘密は保持すること。
です。
利用者さんの中には、不安や悲しみ、孤独感を「怒る・威圧的な態度をする」という形で表出される方がいます。
私たちも心が疲弊する時があります。もちろん心の疲弊は利用者さんの前では出しませんが・・。
久しぶりにバイスティックをおさらいして、まだまだ日々精進していかねばと、初心に帰ることができました。
ありがとう研修を受けてくれた新人さん。