人生100年時代の50up世代へ
介護・介護予防

一番身近な人を疑う

〜金曜日の介護情報〜

昨日紹介した本にも被害妄想について記載されていますが、親が探し物をしている時間が増えてきたなあと思ったことはありませんか?

通帳が見つからない。保険者証が無くなった。あれが無くなったこれが見つからない・・・などなど。ご本人が私もダメねえというタイプだったら良いのですが、私が失くすはずがないと思っている方は誰かが盗んだのではないか・・となってしまいます。

私たち福祉職もケアマネさんはじめ、ヘルパーさん、訪問看護師さん・・そしてお嫁さんやご家族などが犯人のように言われることがあります。

通帳が手元にないとどうしても不穏になってしまう方がいて、何度もお嫁さんがご本人と一緒に銀行へ行って、通帳の再発行をしていた方もいらっしゃいました。

もし疑われたら1人で対応せず、ぜひ他の家族や医療スタッフ、介護スタッフに相談してください。一人一人対応は違うのでみんなで良い対応を考えていくと良いと思います。ストレスを溜めこまず、どうぞ1人で抱え込みませんように。

ABOUT ME
ゆきコスモス
52歳女性 東京在住 夫、娘、息子の4人家族 大学を卒業後、営業職から福祉職へ転向。現在高齢者の総合相談窓口で勤務。 趣味:読書、木彫、落語鑑賞 やっていたスポーツ:水泳、バスケ、スキー、スキューバダイビング