〜瀬尾まいこ 文藝春秋〜
あのウィルスが 日本に上陸してからの数年間。誰かと普通に話したり食事をすることも制限されたあの時期。まだ過去のことではないけれど今作品として残していくことが大事なのだと、この本を読んで強く思いました。
大人は我慢出来たことも子供たちは、どうして良いのかわからなかった数年間だったのかもしれません。
あの時代を幼少期に過ごしたのか小学生だったのか中学生だったのかもしくは高校生だったのか・・そして今後あの生活が人にどう影響を与えるか分かりませんが、瀬尾さんの本にはあの数年間を過ごした青少年たちの気持ちが痛いほど伝わってきます。
あの制限された期間を過ごした子供達。それでも未来は明るいと思わせてくれるオススメの1冊。