〜介護サービス事業所が月頭は忙しい理由〜
介護サービスを提供した事業所は利用者が利用した分の7〜9割を国民健康保険団体連合に請求し、自己負担分の1〜3割を利用者に請求します。
この国民健康保険団体連合(略して国保連)に行う保険請求(レセプト業務)が結構細かい仕事でして、事業所によっては専門の事務員さんを置くところがあります。
しかし多くの介護事業所は規模が小さいため現場の職員が行なっています。
月頭はサービス提供もレセプト業務も同時に行わなければならず、大忙しです。
令和6年4月に介護保険の報酬改定がありました。
今月報酬改定後の初レセプトになるため間違えないよう更に神経を使います。介護サービス事業所は国保連に請求する他、ケアマネージャーにも利用分を帳票にして送ります。
ケアマネージャーもまとめて国保連に請求し、ケアプラン料を請求します。
例えば、デイサービスを週1回とヘルパーを週2回利用している利用者のケアマネージャーはデイサービス(通所介護)とヘルパー(訪問介護)の事業所から帳票をもらい、まとめて国保連に請求します。
ケアマネージャーとサービス提供事業所と相違がないようにしないと各々にお金が入ってこないので、しっかりチェックすることが必要なのです。
介護事業所やケアマネはこんな仕事もしているのです。