〜子供の就職〜
子供が就職活動している時、親用に会社のパンフレットが届いたことがある。へえ〜何で?と思った。
子供達は住民票は写していないが大学のそばに住んでいるので、どんな就職活動をしているかは知らなかった。
でも今の世の中、内定した子供の親向けに保護者説明会を行う企業もあるとか。親向けオリエンテーション訳して「オヤオリ」だそう。
確かにもし子供からIT企業に就職したと言われてもそれって何の仕事?どんなことやるの?と私も思う。もちろん自分の子供がブラック企業に勤めてほしいとは思わないけど。
私は大学2年までバブルの世の中だったけれど、大学3年でバブルが弾け、就職活動時期は氷河期と言われた時代。受けても受けても内定はもらえなかった。それでもなんとか就職し社会人となった。
入社後ありがたかったのは同期と一緒におこなった1週間程度の研修(←泊まりとかではないです)。自己紹介では、めっちゃ真面目そうな男子が「趣味は髭剃りです」と言って場をさらっていき、ビジネスマナー研修は外部講師の方だったので、名刺の受け取り方とか、ロールプレイングしながら和気藹々とみんなで楽しかった。
私だったら入社してから同期の仲間やお世話になっている先輩や上司を機会があれば親に紹介するかもしれないけど、内定の時点で親に会社の説明を受けてもらいたいかというと私はそうでもないかな。まあオヤオリなんてなかった時代だからそう思うのかもしれないけど。
オヤオリに参加してほしいと思う子供の心境ってどんな感じなんだろう。今度自分の子供達に今どきの事情を聞いてみよう。
今の世の中、一生同じ会社で働く時代でもないけど、新卒採用として企業に就職できるのは人生で1回ですものね。私が親として企業に望むことは新社会人たちに社会人としてのマナーや心構えを教えてあげてほしい。社会人として最初に働く会社ってこれからの人生に大きく影響すると思っていますのでね。