人生100年時代の50up世代へ
介護・介護予防

介護ベットを柵で囲んだら身体拘束です。

〜良かれと思って行っていても自分がされたらどう思うか〜

介護ベットは、普通頭側に柵をつけます。下半身をベットからおろしながら頭側の柵を持ち上半身を起こすと楽ですよね。

しかし、認知症や精神障害により、介護ベットから転落する可能性がある場合、足側も柵をつけて降りられないようにしたりする場合があります。

良かれと思って行なっていても本人の自由を奪ってしまうと身体拘束‥そして虐待と言われてしまいます。

柵で囲う時間を減らせないか、代替え手段がないか、どうしても緊急でやむを得ない状況なのかをしっかりと支援者も考えなければいけません。

勿論命を守ることは大事です。でも本人の尊厳を守ることも大事なのです。

ABOUT ME
ゆきコスモス
52歳女性 東京在住 夫、娘、息子の4人家族 大学を卒業後、営業職から福祉職へ転向。現在高齢者の総合相談窓口で勤務。 趣味:読書、木彫、落語鑑賞 やっていたスポーツ:水泳、バスケ、スキー、スキューバダイビング