〜良かれと思って行っていても自分がされたらどう思うか〜
介護ベットは、普通頭側に柵をつけます。下半身をベットからおろしながら頭側の柵を持ち上半身を起こすと楽ですよね。
しかし、認知症や精神障害により、介護ベットから転落する可能性がある場合、足側も柵をつけて降りられないようにしたりする場合があります。
良かれと思って行なっていても本人の自由を奪ってしまうと身体拘束‥そして虐待と言われてしまいます。
柵で囲う時間を減らせないか、代替え手段がないか、どうしても緊急でやむを得ない状況なのかをしっかりと支援者も考えなければいけません。
勿論命を守ることは大事です。でも本人の尊厳を守ることも大事なのです。