人生100年時代の50up世代へ
介護・介護予防

旅行先での飲食時注意点

〜飲み込みが弱っている場合〜

観光中、昼食に入った食堂でざるそばを食べた後、どうしても胸からそばが落ちないと。母が動けなくなってしまいました。

確かにちょっと硬いお蕎麦だった。元々逆流性食道炎や喉にポリープを持っていたりと確かに注意は必要でした。でもまさか蕎麦で詰まるとは・・。

呼吸はできているのですが、顔が真っ白。このままだと血圧が上がるか・・いや本人が周りに気を使って焦って呼吸困難になるかも・・などなど色々と頭に浮かびながら、片手で背中を摩り片手で対処法をネット検索。思い切って吐くのも一つの手段との結論に達した私は母に「吐いてみる?」と聞くと青白い顔で「うん」と。

近くの障害者用のトイレに移動し、自分で口に指を突っ込んでもらいオストメイト用の便器にうまく吐くことができました。

吐くにしろ高齢者は屈んで洋式便器にということも難しいですし、近くに障害者用のトイレがあって本当に良かったです。

観光地は食堂が混雑していると気分的にゆっくり食べられなかったのだろうと思いますが、慌てて食べそうだなという時は、食べる前にちょっと嚥下体操のようなこと(例えば手で喉や口周りをマッサージしたり、首を回したり等)をするのもいいかもしれません。

ちょっと私も慌ててしまいましたが、今後は慌てないようにしたいです。

ABOUT ME
ゆきコスモス
52歳女性 東京在住 夫、娘、息子の4人家族 大学を卒業後、営業職から福祉職へ転向。現在高齢者の総合相談窓口で勤務。 趣味:読書、木彫、落語鑑賞 やっていたスポーツ:水泳、バスケ、スキー、スキューバダイビング