算命学
中華街の鳳占やかたに毋、姉、私の3人で飛び込み、私は毋を盾に「この人の息子を占って欲しいのですが・・」と相談した。「はーい。大丈夫ですよ。3人で入られます?」の質問に、もちろんyesの返答で入店。「〇〇先生のところに案内して!」と窓口のお姉さんが若いスタッフに声をかけている・・。そうよね、周りはカップルなども多いのに、こんなおばさん3人を相手に占うにはさぞ根性が座ってないと太刀打ちできないわよね・・なんて思いながら、待ち時間もなく奥のブースに案内してもらえた。
優しそうな年配の女性の前の席に案内されご挨拶。母を真ん中に私と姉で挟むように座り、母が兄の生年月日を占い師さんに伝えると、占い師さんは若いスタッフさんに生年月日を書いたメモを渡す。スタッフさんが戻ってくる間、母の手相を見てくれることに。
手相だけで「眼が悪いわよね。」などなど・・色々言われ、頷いていると「仕事してたでしょ」とも。母は結婚してからはずっと専業主婦だったので「いいえ」と答えるも、実は前回占いした時も、全く同じことを言われているのでちょっとびっくり。
確かに母は父の自営業の手伝いもしていたし、大家族のご飯を1日3回毎日作っていたし、長男の嫁として、同居していた父の両親の介護も行っていた。それはそれは壮絶な介護であったし、母は全く暇ではなかったので、私は専業主婦であれ仕事をしているのと変わりなしと思っていた。