人生100年時代の50up世代へ
介護・介護予防

救急車を呼ぶということ

〜高齢者の場合〜

暑くなってきましたね。いつも元気な方があれいつもと違う?熱中症を起こしているかもしれない?と感じた時、119番することはすごく勇気がいることですが、早めに対応すれば大事に至らないこともあります。後悔しないためにも是非思い切って119番もしくは#7119(注:対応していない地域もあります)してほしいと思います。

しかし、看取りに近い高齢者の場合は、本人が延命治療を望まない場合も多くあります。救急車を呼ぶということは=命を助けてほしいということです。救急隊の方は全力で命を救おうとしてくれますし、病院に救急搬送することがお仕事です。病院も勿論全力で命を助ける治療をします。

夏になると食事が取れない。水分も飲めないという高齢の方は増えてきます。救急搬送先で例えば胃ろう(胃に穴を開け、チューブで直接栄養剤を胃に流し込む方法)にしますかと言われても、ご家族も判断することは難しいと思います。

私の知っている方は胃ろうを作りましたが、また口から食事が取れるようになり、胃ろうをはずせた方もいますが、その方の年齢や体力によるところもあ入れてり、口から栄養が取れない状態で胃ろうをはずすということはかなりの覚悟と手続きが必要になると思います。

なので、日頃から相談できるかかりつけ医を持つと良いですよね。救急搬送するか判断に迷った時、一報相談できる医療機関があると、今すぐ救急車を呼んだ方が良いのか、当日でも翌日でもかかりつけ医を受診する方が良いのかなど助言してもらえると思います。

まずは自分も熱中症にならないように、こまめに水分補給し眩暈など起こさないようにしていきたいと思います。

ABOUT ME
ゆきコスモス
52歳女性 東京在住 夫、娘、息子の4人家族 大学を卒業後、営業職から福祉職へ転向。現在高齢者の総合相談窓口で勤務。 趣味:読書、木彫、落語鑑賞 やっていたスポーツ:水泳、バスケ、スキー、スキューバダイビング