人生100年時代の50up世代へ
介護・介護予防

排泄に関わる一連の動作を理解する

〜金曜日の介護情報〜

高齢になると排泄を失敗することが増えてきます。それは仕方がないことだと思います。

しかし、紙おむつを着用することは受け入れてくれても汚れた紙パンツを隠したり、乾かしてもう一回使おうとしたりする方もいます。

排泄の失敗は尿意や便意を感じなくなってきたというより、衣類(コルセット等)の着脱やスボンの上げ下げ、トイレまでの移動時間等に手間取って間に合わない場合もあります。

また、眼が悪くなって、排便をきちんと拭いたつもりでも拭き残しがあったり、手についてしまったことに気がつかない場合もあります。

何か工夫することで、失敗を回避できるのであれば、本人のプライドも傷付かず、本人も周りも穏やかに歳をとることができるかもしれません。

定期的に声をかけてトイレに行くことで失敗を防ぐこともできますので、親御さんと一緒にいる時間が長い時は、時々トイレに行こうと声をかけてあげることも良いと思います。

ABOUT ME
ゆきコスモス
52歳女性 東京在住 夫、娘、息子の4人家族 大学を卒業後、営業職から福祉職へ転向。現在高齢者の総合相談窓口で勤務。 趣味:読書、木彫、落語鑑賞 やっていたスポーツ:水泳、バスケ、スキー、スキューバダイビング