〜金曜日の介護情報〜
最初に認知症に気がつくのは、本人です。実は漠然と気がついているのです。
認める人認めない人いらっしゃいますが、いつもならできたことがうまくできずイライラしたり、逆に自信を無くしたりしています。
「認知症」なのか「老人性うつ病」なのか判断が難しいと言っている医師もいました。
自信がなくなると、引っ込み思案になって、体を動かすことも物を片付けることも全てが億劫になったり・・好きだったものに興味が湧かなくなったりします。
子供が元気になってもらおうと、昔できたことや、昔自慢だったことを無理にさせて、上手くできなかった場合、自信を失うことに繋がり、悪循環になる場合があります。
親が認知症かもしれないと気がついたときには、もう薄々本人も感じているのです。それでも子供の前では親でいたいのです。
認知症かもしれないと思っても、楽しく生活しているかどうかが一番大事です。
少し手助けすればできそうなことは少しだけ手伝い、あとは自身でやってもらいましょう。昔は何でもパッパとできたのに・・と言って自信をなくされている方は多いです。パッパとできなくても、ゆっくりで良いと思います。1日1個の用事が済ませられれば十分だと思います。