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介護・介護予防

認知症症状の見当識障害とは

〜金曜日の介護情報〜

見当識(けんとうしき)とは、現在の年月や時刻、今いる場所など状況を把握することを言います。

なので見当識障害を「時間・場所・人」と具体的に表現すると

時間:予定に合わせて準備できない。季節感のない服を着る。など

場所:道を間違える。夜、トイレの場所がわからなくなる。など

人:自分の年齢がわからなくなる。周囲の人との関係がわからなくなる。など

ちょっと記憶障害と違います。人間関係の見当識障害はかなり認知症が進行してから現れますが、時間や季節感の感覚が薄れるのは初期から出てきます。

今回、見当識障害について書きましたが、お医者さんに相談するときは、難しく考えず、「いつ どこで どうした」などありのままを具体的に話す形で良いと思います。色々な場面でのエピソードを記録しておくと診察時も忘れずに話せると思います。

ABOUT ME
ゆきコスモス
52歳女性 東京在住 夫、娘、息子の4人家族 大学を卒業後、営業職から福祉職へ転向。現在高齢者の総合相談窓口で勤務。 趣味:読書、木彫、落語鑑賞 やっていたスポーツ:水泳、バスケ、スキー、スキューバダイビング