〜木曜日の本紹介:岩崎書店の名作絵本〜
5つになっても1人で夜中トイレに行けない豆太。そんな臆病者の豆太を抱きしめるじさまの大きな手が大好きです。
シモ月二十日のうしみつどき、モチモチの木に火が灯る山の神様のお祭り。見られるのは勇気のあるひとりのこどもだけ。夜1人でセッチンに行けない豆太には到底無理な話ですが・・。
じさまが「にんげん、やさしささえあれば・・」と大事に豆太を育てる姿に胸を打たれます。
「モチモチの木」他、斎藤隆介さん作・滝平二郎さん絵のコンビ「ベロだしチョンマ」も涙なしには読めない物語。
どちらも名作中の名作。