〜退院後の介護サービスについて〜
65歳以上で体調悪化や転倒骨折などで入院すると、ご家族は病院から介護保険申請をしておいてください。と言われ介護保険申請はしたものの認定結果が出る前に退院となるケースは多くあります。
介護保険は申請してから認定結果が出るまで約1ヶ月と言われていますので、退院までに間にあわなかったり、認定調査員も病院に入れない場合は、ずっと調査保留となっていれば、ますます遅くなります。
入院しているご本人もさぞ早く退院したいでしょう。しかしご家族としてみれば、どのくらい元気になったのか、入院前とどのくらい状態が変わっているのか。退院後の生活は何に注意したら良いのか?など気になることは沢山ありますし不安もありますよね。
病院はバリアフリーになっていますし、ナースコールもあります。しかし自宅は段差もあり、手すりもないというところも多いと思います。
本人と面談できずに退院となる場合は、病院の退院調整看護師さんやメディカルソーシャルワーカー(相談員)さんとよく相談し、無理なく在宅復帰ができる環境を整えていきましょう。もちろん本人のことだけでなくご家族もどこまで協力できるのか検討していきましょう。ご家族の生活もありますので、必ず家族が全部面倒見なければならないとは思いません。介護認定は出ていなくてもケアマネージャーさんをつけて暫定的に介護サービスを使うこともできます。ケアマネさんともよく相談し、必要なサービスを導入していきましょう。
ケアマネージャーさんをどうつけるのかわからない。どんな介護サービスがあるか知りたい方は各市区町村にある地域包括支援センターに聞いても良いと思いますよ。