〜2025.12.21まで〜
ゴッホは苦手でした。
大学生の頃、ゴッホの展示会を見に行って、ものすごく疲れたのです。精神的に。
ゴッホの絵は重くて辛くて気が滅入ってくるので、今日まで遠のいていました。


しかし今回東京都美術館で行われているゴッホ展は違いました。
副題「家族がつないだ画家の夢」のタイトル通り、兄ゴッホを支えた弟テオの思い、そしてテオの死後、ゴッホの絵を世に出したテオの妻ヨーの尽力‥家族の愛を感じる展示会でした。
聖職者の道を諦め画家を目指したゴッホ、オランダからパリに移った頃や療養病院にいた頃など、家族とのやりとりを通して時系列で見せる展示はとてもわかりやすく、ゴッホを身近に感じることができました。
パリに移ったあとの絵は、柔らかく明るい色彩のものもあり、なんだかホッとさせられます。




今流行りのイマーシブコーナーもあり。
没入感が圧倒的です。
音声ガイドでナビゲーターをしてくださっている松下洸平さんの声もいい感じで、見る価値ありのゴッホ展。
観覧料は一般2,300円 音声ガイドは650円。
記念に購入したしおりは495円。


表と裏をパチリ。
売店の外にあったガチャポン。

東京都美術館の総合売店もゴッホがいっぱいありましたよ。
来年東京にくる大ゴッホ展も楽しみになりました。

